今日の上毛新聞より。
【テレビで大量宣伝する邦画やハリウッド大作がシネコンで一斉上映される一方で、良質だが地味な映画の上映機会は減少していくーー 。そんな二極化の進む現状に危機感を抱く全国の小劇場が連携し、独自の上映網「シネマ・シンジケート」を発足させた。 発足時点で、高崎市の「シネマテークたかさき」をはじめ全国37都市の41館が参加を表明。 大手シネコンなどの流通網に乗りにくい秀作を毎年十本程度選び、共同で上映していく。 以下、略 】
連携協力することで、
配給にとって負担の大きいプリント代の節約をめざしたり、全国的に息の長い作品にしていこうとの狙い。 のみならず、共同HP運営や無料紙発行、会員制度の共通化などでの映画ファンの掘り起こしにも取り組む、そうだ。
二年後には55都市 65館にネットワークをひろげ、全都道府県をカバーしたい考え。
【第一弾は九月公開の『コドモのコドモ』。同級生との‘くっつけっこ,で妊娠し、出産を決意する小学五年生の少女と、彼女を懸命に支える子供たちの姿を描く。 地域の映画文化を守る、「地方劇場連合」の試みがスタートを切る。】
高崎に、小劇場があることは前から知っていたけど、、 また、一度も行ったことがないでいる。 こういうことにも、インターネットの普及は役立っているのだろうなぁ。
かつて、東京の名画座にさんざんお世話になった者としては、こういう街中の小劇場に大いにエールを送りたい。 今は、車で行けるシネコンへ行ってばかりになってしまっているけれど。
それにしても。
『コドモのコドモ』
そんな映画があったとは…
映画は作っただけでは片手落ちなのは当然。
ほんとに、いろんな映画があるものだなぁ、、と、感心しきりなのでした。
『アボン・小さな家』と『タイマグラばあちゃん』 も、見たい映画なんだけど。
- 2008/07/28(月) 20:28:58|
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見ちゃいました。
監督・坂本順治
主演・藤原竜也
なんだけど。。
企画・黒沢満、脚本・丸山昇一、となれば、
これはやはり、松田優作をイメージせざるをえませんな。
しかし。
藤原竜也。健闘です。
しかし。
一個のキョーレツな個性の役者の存在力、とでもいうべきものを、強く感じさせられた、です。
となると。
『デスノート』と『カメレオン』ときて、(『デスノート』は松山けんいちの存在のが強い、か?) さて、藤原竜也。 今後は……いかに。
俺、個人的には、確か『蘇る金狼』でみせた、風吹じゅんとのセックスシーンみたいなのを、藤原竜也に期待! (^^)v
- 2008/07/25(金) 01:58:09|
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山田洋次監督関連から、
小津組グループを調べてて、あれ? なぁんか、佐分利信と山本聡がごっちゃになってしまいました。(^^ゞ で。
山本聰 (または聡)
で、現代ぷろだくしょん。
現代ぷろだくしょんといえば、 『はだしのゲン』三部作、『裸の大将放浪記』『春男の翔んだ空』なんかの、 山田典吾氏が代表というイメージが強いのだけれど、 その歴史はあんがい古いのだった。
1951. 昭和26年、山村聡、森雅之らが中心に発足。後に三国連太郎も参加。山田典吾、代表取締役に就任。
山田典吾。東京(確か神田の生まれ。?)1916.5/28 〜 1998.5/14。享年 81歳。
1953.昭和28年、『蟹工船』脚本・監督、山村聡
1956.昭和31年、『真昼の暗黒』脚本、橋本忍
監督、今井正
1958.昭和33年、『夜の鼓』脚本、橋本忍・新藤兼人監督、今井正 以上、製作、山田典吾
1963.昭和38年、『日本海の歌』以降、山田典吾は監督業に。
1974.昭和49年、『太陽の詩』 より、山田火砂子が現代ぷろだくしょんの映画製作に参加。
1976.昭和51年、『はだしのゲン』
出演、三国連太郎、左幸子昭和52年、『はだしのゲン 涙の爆発』
音楽、いずみたく
出演、宮城まり子、市原悦子
1978.昭和53年、『春男の翔んだ空』
音楽、いずみたく
出演、永六輔、佐藤オリエ1979.昭和54年、『茗荷村見聞記』
音楽、いずみたく
出演、長門裕之、殿山泰司、山本圭、ケーシー高峰、二木てるみ
1980.昭和55年、『はだしのゲン ヒロシマのたたかい』
音楽、平尾昌晃
出演、風吹ジュン、にしきのあきら、桜木健一
1981.昭和56年、『裸の大将放浪記 山下清物語』
出演、芦屋雁之助、中村玉緒、山口崇、小松政夫、牟田悌三
1982.昭和57年、『ユッコの贈りもの』
出演、田村亮、宮本信子、檀ふみ、さとう宗幸 以上、
製作・脚本・監督、山田典吾 プロデューサー、山田火砂子
昭和58年、『もうひとつの少年記』
製作、山田典吾・山田火砂子
脚本、古田求
監督、石山昭信
出演、さとう宗幸、木原光知子、船越栄一郎、中原ひとみ、高橋洋子
1984.昭和59年、『白い町ヒロシマ』
製作、山田典吾・山田火砂子
脚本、新藤兼人・山田典吾監督、山田典吾
主題歌、小椋桂 制作進行、室作猛
昭和60年、『ママ、ごめんねーあっこちゃんの日記ー』
製作・脚本・監督、山田典吾
出演、江波杏子、なべおさみ、熊谷真美、沢竜二、石野真子
1988.昭和63年、『死線を越えて〜賀川豊彦物語』
製作、山田火砂子
脚本、高田宏治・山田典吾監督、山田典吾
出演、国広富之、黒木瞳、長門裕之、橋本功、小倉一郎
1990.平成2年、『キムの十字架』アニメ
製作、山田火砂子
音楽、宮下富実夫
1996.平成8年、『エンジェルがとんだ日』アニメ
2004.平成16年、『石井のおとうさんありがとうー岡山孤児院・石井十次の生涯』
製作・監督、山田火砂子
脚本、青山邦夫・松井稔・山田火砂子
出演、松平健、永作博美、竹下恵子、ケーシー高峰、小倉一郎
- 2008/07/24(木) 22:50:35|
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『帰らざる日々』
1978年 8月公開。
主題歌は当然、アリスのこの歌だった。
中岡京平。信州飯田市出身、のはず。 むかぁし、まだ彼が受賞する前に私はすれ違ってて。
出演・永島敏行、江藤潤、竹田かほり。
『オレンジロード急行』
1978.4月29日公開。
出演・嵐寛寿郎、岡田嘉子、森本レオ、原田芳雄 岡田嘉子が旧ソ連から帰国していた頃の製作だったはず。
大森一樹は好きな監督だった。『暗くなるまで待てない』(1975) を見た記憶あり。 何よりも『すかんぴんウォーク』(吉川晃司主演)や斎藤由貴の『恋する女たち』や『さよならの女たち』がおもしろかった。 大森一樹だけで、後で書くことにしよう。
『もっとしなやかにもっとしたたかに』
1979.4月公開。奥田英二、森下愛子。
『とりたての輝き』
1981年。
本間優二、森下愛子、原日出子。 本間優二は最近どうしちゃったんだろうか? 柳町光男の『ブラックエンペラー』や何よりも『十九歳の地図』で光ってたのに。
この映画については記憶がほとんどない。タイトルどおり、借金とりの話らしい。
『ユンの街』
1989.6月公開。
監督、キム・ウソン
主演、李麗仙、井川比佐志、佐藤充、光石研 確か、ATG配給だった、ような気がするんだが、、?いや、それは『君は素足の神を見たか』だったかな?不確か。判らない。 この映画の撮影の、金徳哲氏ともすれ違っている。 (現代ぷろ時代に)
以下は見てないが。 『V・マドンナ戦争』
1985. 斎藤こずえ、蜷川有紀 『超少女REIKO』
1991. 観月ありさ、島崎和歌子
あ、後、
『誘拐』
1997. 東宝。
主演・渡哲也、永瀬正敏、柄本明
これは見た。
なぁんか、日本映画だってやればできるじゃん、なぁんて思った記憶ある。(^^ゞ しかし、城戸賞受賞者の森下直。 全然知らないや。これ以後の活躍についても。してるんだかしてないだか。? これのパンフは買ったかどうか?
- 2008/07/24(木) 01:54:23|
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映画プロデューサー、城戸四郎(後記1)の理念に基づき、新人脚本家発掘を目的とした、映連(後記2)の「城戸賞運営委員会」が主催する賞。
174年12月1日、映画の日に制定された。
【後記1】城戸四郎
1894年8.11 ーーー1977年4.11 享年82歳。
東京、築地出身。東大卒後、国際信託銀行(現みずほ銀行)を経て、1921年松竹キネマ合名会社に入社。
1942年、松竹蒲田撮影所長に。 それまでのスター中心の映画作りから監督第一主義を掲げ、「蒲田調」や「大船長」と呼ばれる松竹映画の黄金時代を築いた。
1946年副社長、1954年社長、'71年から会長。
【後記2】映連
日本映画製作者連盟。
映連、は経済産業省の社団法人。 現在は、松竹・東宝・東映・角川映画の四社が構成する。
1975年 第1回受賞該当作なし。
1977年、 第3回
・入選作『夏の栄光』 中岡京平 (にっかつが『帰らざる日々』として映画化。監督、藤田敏八) ・入賞作『オレンジロード急行』 大森一樹 (大森一樹監督で、松竹が映画化)
1978年、第4回
準入賞作『もっとしなやかにもっとしたたかに』 小林竜雄 (にっかつが映画化)
1980年、第6回
準入賞作『とりたての輝き』 浅尾正行。 (浅尾正行監督で東映が映画化) 1981年、第7回
準入賞作『潤(ユン)の街』 金秀吉 ((株)仕事が映画化。監督金佑宣)
1983年、 第9回
準入賞作『V・マドンナ戦争』 野沢尚 (松竹&三船プロが映画化。監督中村幻児)
1987年、 第13回
・入選作『傘物語』 坂田義和 ・準入賞作『超少女REIKO』 大河原孝夫 (同監督で東宝が映画化)
1995年、 第21回
入選作『誘拐』 森下直 (東宝が映画化。監督大河原孝夫)
- 2008/07/24(木) 01:54:18|
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『蝉しぐれ』に関連して。 実は、『蝉しぐれ』も山田洋次監督作品のような気がしていたのだった。
で。
山田洋次監督の時代劇映画を、メモがわりに書いておきたい。
これを調べていて判ったのだけれど、『たそがれ清兵衛』は、山田洋次にとって二度目の時代劇映画だそう。 ただ、初めてとなる『運が良けりゃ』(1966)は、時代設定は江戸時代だがメインは喜劇で、しかるに『たそがれ清兵衛』は本格時代劇としては初といっていい。 そうだ。
『たそがれ清兵衛』
2002年。(公開月、不明。?) 129分。
脚本・山田洋次、朝間義隆 衣裳・黒沢和子
出演・真田広之、宮沢りえ、岸恵子、丹波哲郎、小林稔侍、大杉漣、田中みん
主題歌・井上陽水、「決められたリズム」
『隠し剣・鬼の爪』
2004.10月30日公開。131分。 脚本・山田洋次、朝間義隆 出演・永瀬正敏、松たか子、吉岡秀隆
『武士の一分』
2006.12月01日公開。121分。 脚本・山田洋次、平松恵美子、山本一郎
出演・木村拓哉、檀れい、笹野高史、緒方拳、桃井かおり、坂東三津五郎
以上、三作品とも。
撮影・長沼六男
音楽・富田勲
山田洋次監督は松竹出身。 『男はつらいよ』寅さんシリーズで、あまりにも有名。のはずだ。 で、山田組の結束は固い。
映画を作る際、この監督にはこの脚本家、このキャメラマンこの美術家この照明家この編集者この作曲家、云々と同じメンバーが集まることが多いのだが、山田洋次監督は寅さんシリーズで知られるごとく、そういった傾向がことに強いようだ。
出演俳優もそうだった。
黒沢明に三船敏郎、志村喬。
大島渚に渡辺文雄、戸浦六宏。(佐藤慶) 新藤兼人に殿山泰司、乙羽信子。
小津安二郎に笠智衆、原節子、中村伸夫、 佐分利信。
伊丹十三に津川雅彦、宮本信子。
大島渚新藤兼人伊丹十三篠田正浩吉田喜重、高橋伴明に周防正行・・
みぃんな女優と一緒になってる。 ……………
う〜〜〜〜ン‥…
自分の嫁さんが、たとえ演技とはいえ他人とラブシーンとかやってるのをみたりする、ってのは、どぉなんだろなぁ… ?
- 2008/07/11(金) 20:41:08|
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夕方、ひぐらしが鳴きだした。
しだいに、あちこちで。
なんだか、、部屋の中に入ってしまうのが、もったいないような感じして、
椅子を外へ持ち出して、
缶ビールをあけた。
一人。
当然、空を見上げた。
細く、月があった。
どれくらいたったろう。
いつの間にか、ひぐらしの鳴き声はピタリとやんでいた。
…………
『蝉しぐれ』
原作、藤沢周平
監督、黒土三男
出演、市川染五郎 木村佳乃 緒方拳 原田美枝子 今田耕司 2005年 10月公開・東宝。
- 2008/07/11(金) 20:40:34|
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五木寛之 。
新潮文庫、昭和62年4.25.発行。
一畝不耕 一所不在
一生無籍 一心無私
何かで触れたことはある気がするのだけれど、『風の王国』と題して書いたことはなかったと思う。
何しろ読んだのはだいぶ前だ。あらためて読み直してみている。
「サンカ」という語は権力者側が作ったものだと、この本で知った。
やはり、戦後の法律で“縛られて”いた。
住民登録令、今でいう〈住民基本台帳法〉。
戸籍を拒否する人間は一人たりとも住まわせないとの、国家権力の強い意志が示された。
今、再び読み始めているとこ。
確か、1993年。
アメリカから戻ってそのまま関西方面へ行って、(神戸、六甲山、大阪など) 二上山にも登った。
頂上に大津皇子の墓が確かにあった。宮内庁管轄。
私としては、『戒厳令の夜』でなくて、この『風の王国』をぜひ映画化してほしかったなぁ・・・・
メモ。
『戒厳令の夜』
監督は山下耕作。製作には若松孝二、助監督には崔洋一、がいた。
樋口加南子のヌードシーンがあったな。 1980年 7月、公開。
- 2008/07/04(金) 01:55:04|
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>この映画には、私の興味をおおいにひくものが二つあった。
ひとつは、井上陽水の歌。そしてもうひとつは、なんといっても合気道。
かもめ食堂を営む女性が合気道を習っていたという設定。
夜、寝る前に彼女が膝行をやっていた。 なんで寝る前?ちょと疑問。
フィンランドにも合気道やってる人がけっこういることを私は知っている、が、彼女がそこで稽古したりあるいは合気道習ってる人がでてきたり、そういうシーンはなかった。
彼女は水泳をしていた。 それから、女性達四人でサウナから戻ってきた時、食堂に入り込んでた男に、彼女が合気道の技をかけるシーンがあった。
四方投げという技。
あそこは、できれば巻き戻してみたいとこだ。ORスローモーションでもう一度。
ラストソングは「クレイジーラブ」だが、劇中に一度だけ陽水の歌が流れた。そいつが思い出せない。 悔しい!
さてさて、あれからあの三人?いや、食堂の女主人以外の二人はどうなったかなぁ・・
最後、いらっしゃいませぇ、で終わりだ。
蛇足? 追記?
・みどりさんがどこか遠いとこへ行きたかったのは・? そこらは全然判らない。
・もたいまさこ(役名は忘れた)のシャドウギター、見てみたかったなぁ!
もち、片桐はいりのも! ・もたいまさこがケータイ(外国ではモービルフォン?)で、日本語で話してるけど、?・フィンランドといえば、ノキア。 ノキアのデザインて、私は好きだな。
・フィンランドの森、もっと見たかったなぁ・…
・そういえば、もたいまさこがもらったあの猫、なんで? ・みそ汁が出てこなかったような・・? おにぎりには、やっぱみそ汁でしょ!
この映画、嫌いじゃないよ。
………………
上記は去年の二月に群馬県で観た後に書いたものだが、その後、本宮の旧町役場の中の図書室で、群ようこのこの本をみつけて、読むことがようやくできた。 映画にするために書き下ろしたものらしいが、実際映画になってみると、異なっているとこがあると判った。
原作本では、サチエさんが習っていたのが合気道だとは、どこにも出ていない。 古武術になっている。
それから。
サチエさんがどうしてフィンランドで食堂を開くことになったのか、開けたのかが、本には書いてある。
かもめ食堂という名にした訳も。
う〜〜〜〜〜ん……
食堂を開けた訳は、あれでいいのか・・?
映画にはなぁんで描かれなかったのだろうかな・・? フィンランドで食堂を開きにやってくるまでのことが、少しはあってもよかったと思うけどなぁ・・
みどりさんがどこでもいいから遠くへ行きたかった訳も、判った。
どっちがどうなんて、言えないな。
どっちも、それはそれでいいんじゃない?
これは、小説と映画、ふたつでひとつ、といっていいという気がするな。
願わくば。
男性が主人公でこんな様な映画があるといいなぁ、って気がする。 いやぁ〜〜〜、女性は…………、え〜〜っと、 すばらしい!ですな。(^^)v
- 2008/07/01(火) 15:44:31|
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ウィキペディアより
【金子正次。 1949年 12月19日、愛媛県中島町津和地島出身。
本名、金子松夫。脚本家としてのペンネームは鈴木明夫。 1983年、自主制作で、主演映画『竜二』を完成させる。 暴力シーンのないヤクザ映画として高く評価され、湯布院映画祭への出品後、10月29日より東映系にて全国公開。
同年、11月6日、胃癌性腹膜炎により、松田優作らに看取られながら死去。
享年、33歳。】
映画は、主役で一作のみだったが、生前に五本の脚本を書いている。内、四本が映画化されている。 『竜二』1983. 監督、村川透。主演、金子正次。 『チ・ン・ピ・ラ』 1984. 監督、村川透。主演、柴田恭平、ジョニー大倉。 『ちょうちん』 1987. 監督、梶間俊一。主演、陣内孝則。 『獅子王たちの夏』1991. 監督、高橋伴明。
そして、
もうひとつは、 「盆踊り」
合気道がらみで「心身統一」とか、「役者について」とか、私は心と肉体に関連した日記をいくつか書いているけれど。
松田優作といい金子正次といい、死ぬことを意識していたとしか思われないこういう役者の存在に、私はどうもなんともいえず、とまどってしまうのです。 『竜二』は、実際何度も撮影中止の危機にあっているそうで。
けれども、金子正次はあくまで自分が主演にこだわった。 しかるに、自主制作でやるしかなかったのだ。 この本によれば、『竜二』よりも前に『チンピラ』の企画で映画化すべく、制作会社や監督たちにあたっているのだが、主演はショーケンにしたいとか、脚本だけほしいとか、(『獅子王たちの夏』は金子の脚本家としての才能をかった高橋が、彼に頼んだものだそうだ) 無名の人間の主演ではどこもいい返事をしなかった。
とにかく。
なんとしても映画を撮りたい、しかし自分が主役でなければだめだ、それに金子は拘った。 すでに死を感じていたのかもしれない。 一千万円以上のお金を、スタッフの中の人間だけで集めた。すべて金子が工面したわけではない。しかし、スタッフを動かす執念が金子にはあったのだ。
スタッフ間の軋轢もあった。 監督がプロデュース担当だった大石に変わった。それが、名前を川島透と名乗った。
幾多の障害を突破して、 『竜二』は完成した。
以後の足跡はご存知の通りだ。
金子正次の執念は今も色褪せていない。
1996年には、『チンピラ』と題して再映画化。
監督、青山真治。主演、大沢たかお、ダンカン。
2002年には金子正次役を高橋克典が演じて、『竜二Forever』 が作られている。 『待ってろよ――』
『待ってろよ。今にな……今に男になってやるからよ』 それが金子の口癖だったという。
私は、なぜなのか?という思いがアタマから離れない。
- 2008/07/01(火) 00:44:32|
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