
文庫本。
ひとつは、川本三郎の『日本映画を歩く・ロケ地を訪ねて』。中公文庫。
もうひとつは、『昭和恋恋』、文春文庫。山本夏彦と久世光彦との共著。
この二つの本に『カルメン故郷に帰る』のことが書かれてあった。
映画『カルメン故郷に帰る』(1951)は、去年の9月24日にシネマ前橋で観た。
昭和26年松竹映画。日本初の総天然色映画である。(*^_^*) (わざと天然色映画という語にしてみた)
舞台は長野県の軽井沢北部。当時、軽井沢から群馬県草津までの電気鉄道が通っていたそうで、この、草軽電鉄がこの映画に登場している。
この草軽電鉄がみられるだけでも貴重だった。
同時に、木造校舎、校庭で弾くオルガン、わら吹き屋根の家、などの、昭和20年代ころの北軽井沢辺りの風景も!
主演女優の高峰秀子が、 小さい頃牛に頭を蹴られたことがあってそのためいささか知能が足らないとの設定で、喜劇調。東京へ出てストリップ劇場の踊り子で活躍し、それで?故郷に錦を飾るごとく、友人の踊り子を連れて、帰ってきて、自分たちは高尚な芸術家であると信じてる彼女は、田舎の人たちに自分たちの踊りを披露しようとする、
高峰秀子が、元気に!のびのびと!歌い、踊り、動き回る、、い〜〜ですねぇ! 踊るシーン。振り付け?、これも監督がやったんだろか? ?。
それと、オルガンで弾く歌曲もいい。 オルガンがこの映画で、大切な役回りを担っている。
『昭和恋恋』は、東京の戦後間もない頃の風景を写真を交えて語っているもので、「オルガン」との章で、校庭でオルガンを弾いているシーンがある映画として紹介してる。
『カルメン故郷に帰る』では、校庭でオルガン弾いている先生の周りに生徒子供たち、画面奥に木造校舎で、そのむこうに浅間山が見える。
これ書いていて、記憶の中で高峰秀子とオルガンにまつわる(盲目の音楽家夫婦の)物語とがゴチャゴチャで
‥………・・・あ〜〜〜なぁんで観てからすぐに書いておかなかったんだろぉ・・? わけわからん(;^_^A また観たくなってきた。いやDVDでもいい。いや、なんか、ミュージカル映画(でなくてもむろんいいが)とかでリメイク映画つくってくれないかな!!
そおいや、木下恵介監督映画、高峰秀子、といえば、やっぱ『二十四の瞳』(1954)だろ。これにもオルガンがでてたんじゃなかったかな??
川本三郎の本の方では、この映画はまずカラーで撮影された後さらに万が一のために白黒でも撮影され、そのため、ロケ地滞在が数か月に渡ったとある。
雑誌『旅』の企画として実際に川本三郎がロケ地探訪して回ったのは1997年から98年にかけてだそうで。
さて、唯一残されているとかの草軽電鉄の駅舎、
今でもまだあるだろうか。『カルメン故郷に帰る』を思いながら、草軽電鉄の跡地と共に私もロケ地を探訪する旅をしてみたいものだと思う。
ちなみに、そのロケ地を旅する本には、なぁんと、、『ここに泉あり』(1955)もあって・・!
あの、最後に出向いて行く山の分校が、群馬県の上野村のかじかの里学園になってるとこだと知った。! これまた、、私が生まれる前のこと。
私にとっての身近な風景の50年以上前をみることができる意味でも、改めてみてみたいと思った。
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- 2012/01/10(火) 13:54:08|
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